日本総合戦略研究所は21世紀の日本国および日本人の総合戦略を研究しています。
総合戦略とは、国家や民族の興亡をかけた戦略であり、企業の経営戦略であり、個人が変貌した社会に適応して生き抜くための戦略でもあります。
軍事戦略、外交戦略、金融戦略、食糧戦略などの各分野の戦略を統合したのが総合戦略です。
はじめに
グローバリズム
20世紀末からから21世紀初頭にかけて、通信や交通の発達、アメリカなどによるグローバリズムの進展により、世界はひとつになりつつあります。
しかし、米英などのグローバリズムは、世界の諸文明が、諸国が、諸民族が、諸宗教が仲良く共存しよう、交流しようとするものではないようです。
当研究所の基本的立場・考え方
当研究所の基本的立場は、英米流のグローバリズムもある程度は受け入れ、欧米諸国や国際資本と協調し、日米同盟を堅持しつつも、日本の精神文化や日本資本主義の精神・日本的な経営の精神は保持していこうとするものです。
共産主義が敗北し、資本主義が勝利しました。アメリカが唯一の強大国になりました。日本はアメリカの戦略に協力をするべきですが、日本の文化や伝統を曲げてまで言いなりになるべきではありません。
「文明の坩堝」である日本
アメリカは「人種の坩堝」と言われますが、歴史がある日本は世界の主要文明を受け入れた「文明の坩堝」です。東洋文明と西洋文明が邂逅し、物質文明と精神文明が調和したのが、「現代日本文明」なのです。
もともと地球はひとつ、人類はひとつであり、やがて文明もひとつに収斂されます。諸文明、諸国、諸民族、諸宗教が相互理解と融和をすすめて地球人類文明を創造しなければなりません。
日本の自主的改革
現代日本は、明治維新、第二次世界大戦の敗戦、1990年代の「失われた十年」(バブルの発生と崩壊とその後の誤った経済政策、日本のアメリカ化。現在まで続いているので「失われた十数年」と言うべきか。)の帰結です。
改革はアメリカの言いなりではなく、日本人による日本の自主的改革であるべきであり、その上でアメリカの意向は是々非々で対応するべきです。日本はすでにかなり意向を受け入れてきました。
21世紀 日本の針路 「21世紀文明の発信基地」
いまこそ日本は21世紀の進路を描くべきであり、それは「21世紀文明の発信基地」、「21世紀地球人類文明の礎」となって、「日本人の叡智」で資本主義と科学技術を人間の幸福のために役立つようにしようとするものです。
資源のない日本は、科学技術を振興し、経済を発展させ、世界の一般大衆の生活を向上する、安くて、性能のよい製品を研究・開発・製造(製造の一部は多国籍化)することこそ、日本の基本戦略となるのです。
世界の金融が「金本位制」あるいは「石油などの資源本位制」になる可能性がありますが、日本の金融は「土地本位制」に固執するのではなく「科学技術本位制」や「ビジネスモデルやコンテンツ本位制」も検討するべきでしょう。
参考情報とメール
21世紀の文明については、21世紀文明研究所「21世紀新人類文明の創造」を、参考情報や参考書籍については「インターネット情報源ガイド」(日本ネットサーフィンガイド)をご覧ください。
このサイトはごく基本的な入門レベルです。膨大な研究がありますので、興味のある方はお気軽にメールをください。すべての方に個別にご返事はできませんが、交流はしたいと思います。
日本の歴史的現状分析と21世紀の基本戦略(20世紀から21世紀への大転換)概念図
「文 明 潮 流 」 <歴史的現代の位置づけ、未来の方向付けの基本図解> 概念図
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おわりに現代日本の総合戦略
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私財を投じて維持してきた日本総合戦略研究所の研究成果を、日本の危機を回避して、21世紀の文明を創造するために、このホームページで無料で発表することにします。
当サイトに関連する諸情報について、21世紀文明研究所作成の総合リンク集「インターネット情報源ガイド」(日本ネットサーフィンガイド)で、サイトおよび本をご紹介します。
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