9.「21世紀新人類文明の発信基地」としての日本、日本の叡智が世界を救う、日本を救う


(日本人でなければできないことがある。21世紀における日本の歴史的使命に目覚めよ。)

(1)「21世紀新人類文明の発信基地」としての日本

日本は世界のあらゆる文明を吸収した「文明の坩堝(るつぼ)」でありながら、太古の叡智を脈々と受け継いでいます。
東洋文明と西洋文明が出会い、精神文明と物質文明の調和がとれた文明です。
日本は科学技術と経済で世界に貢献すべきであるというのが一般的考え方ですが、私は物質面の貢献にとどまらず精神面も貢献して、世界各地を政治、経済、科学技術、文化、宗教などを含んだ文明化することこそ日本の世界に対する貢献であると考えています。

日本の経済援助が東南アジアの各国の経済基盤(道路、通信、港湾などの建設、教育の充実)の確立に果たした役割を大きいといえます。
しかし、物質的に貢献した割には感謝されていないのは、黙って物を与えたからであり、日本のメッセージが伝わっていないからだと思います。
これからは日本はこのような社会・このような文明の創造を目指しているということを戦略的に策定して、日本国内だけでなく外国にもアピールする必要があります。

(2)日本の叡智が世界を救う、日本を救う

西洋文明の拡大により、世界はひとつになりつつあります。
しかし、西洋文明は自然を征服し、他の文明に侵略し、西洋的価値観を西洋人以外にを押し付けるという側面があります。
宗教の分野でも、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という三大一神教が対立しています。
私は西洋哲学よりも東洋の叡智である仏教、儒教、道教や、日本の精神文化の源流である神道の思想の中に世界を平和と繁栄に導く鍵があると考えています。
つまり日本の叡智が世界を救い日本を救うのです。

「日本の叡智が世界を救う!」まとめ


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