舞妓・芸妓写真集 「京都五花街芸妓・舞妓４０名の踊り」
JR東海が「京の夏の旅」４０回記念特別イベント 京都「ほんまもんだけ３Days 」を東京六本木ヒルズアリーナにて、 ２０１５年６月に開催しました。
その最終日には、京都から新幹線で、舞妓・芸妓合計４０名が、東京の六本木ヒルズに来ました。
上七軒歌舞会が「上七軒夜曲」を踊りました。
上七軒は京都最古の花街で、北野天満宮の東隣にあります。祇園から離れているので、女の子向けのガイドブックには、掲載されていないでしょう。
桜の種類が多いことで有名な「平野神社」の近くです。花街の中には、和菓子の「老松」（東京では伊勢丹新宿本店にのみ出店）、豆腐料理店もあります。
夏季には、上七軒歌舞練場では、ビアガーデンを営業しています。錦鯉が泳いでいる日本庭園で、浴衣姿の舞妓・芸妓が交替でおもてなしをしますので大人気です。
西陣の旦那衆が贔屓にしていましたが、西陣織については厳しい状況であることは事実です。「ほんまもん」は、手作りですから、どうしても価格が高いのです。
京都観光については、京都の中心部だけでなく、風光明媚な郊外が発展してきました。
上七軒歌舞会では、舞妓志望者を全国的に募集しています。現在では京都出身の舞妓・芸妓は１割以下です。詳細はサイトを見て、歌舞会に相談するといいでしょう。
日本舞踊は最大流派の花柳流です。宝塚歌劇団も花柳流です。映画「舞妓Haaaan!」、映画「舞妓はレディ」は、京都では上七軒で撮影しています。
上七軒のお茶屋だけでなく、おそらく郊外の一流料亭、高級旅館、有名ホテルなどにも、よばれていると思います。
花街のお茶屋で、「一見さんお断り」の閉鎖的な世界だけでなく、料亭・旅館・有名ホテルでの「外国人や日本人の富裕層観光客のおもてなし」も日本にとって、京都にとって重要です。
祇園のような花街としての派手さはありませんが、嵐山・高雄・貴船など、郊外の施設に、上七軒は距離・時間とも行きやすいと思います。
詳しい内情まではわかりませんが、美人芸妓が多く残っているということは、仕事があるということでしょう。
上七軒歌舞会のサイト
京都 花街 上七軒 （北野天神の東側）
北野天神の東側にある、京都最古の花街です。祇園に比べて、規模は小さいものの、外国人観光客が少なく、落ち着いた雰囲気です。
舞妓・芸妓には、「一見さんお断り」の上七軒の「お茶屋」だけでなく、西陣、嵐山などの高級旅館・ホテル、一流料亭やイベントでも会えるでしょう。
日本や世界の富裕層・観光客であれば、運が良ければ、旅館・ホテル・料亭に相談して、舞妓・芸妓を呼ぶことができるかも知れません。
「一見さんお断り」の意味は、紹介していただいた信用のあるお客様でないと、防犯の問題もあって、花街の「お茶屋」では無理なのです。
「祇園」では、舞妓が路上で、外国人観光客の追っかけにあって、困っています。最近、外国語で注意をうながす掲示板ができました。