内海紅美(うつみ くみ) 写真集1 総集編 「ファッション・ポートレートのやり方(写り方・撮り方)」
全東京2007年石神井公園撮影会 1 撮影 ポートレート スタジオ ファイン (全東京届出済みサイト)
内海紅美さんは全東京所属モデルで、普段は会社員のアマチュアモデルです。大規模撮影会ですが、全東京は私の古巣であり、石神井公園の撮影する場所は熟知していますので、モデルに声をかけながら、わりあい自由に撮影させていただきました。
ひとりの女性を美しく撮影することをテーマとして撮影しました。本年正月に内海さんの晴れ着を撮影していますので、そちらもあわせてご覧ください。初めのころはまったく普通の女の子だったのですが、綺麗になり、ポーズ・表情ともうまくなりました。
内海紅美
きもの写真
2007年1月
新宿中央公園
新春晴れ着撮影会
撮影会目次は洋服の目次にあります。
撮影をした東京都の石神井公園は武蔵野の面影を残す木がうっそうと茂った公園です。当日は今にも雨が降りそうな曇天。高感度でストロボをやむをえず使用しています。日中シンクロといいます。ポートレートで有名なUカメラマンは日中シンクロで独特の雰囲気をだしています。モデルは多くのカメラマンに囲まれてストロボが眩しく、目を開けているだけでもたいへんだったでしょう。
どのモデルも美しく、綺麗に、可愛らしく撮ってほしいと思います。アイドルの写真ならばこれでよいのです。しかし、ベテランのポートレートの写真家はモデルがさまざまな表情をする一瞬をとらえて撮影します。内海さんもこれだけのポーズができるのは立派ですし、私も洋服の撮影は初めてなので言わなかったのですが、あえて次の課題を言えば、ポーズによって表情を分けるといいでしょう。場所、ポーズによって、微笑むだけでなく、無表情であったり、見つめたり、にらんだりなど演技できるようになればよりいっそうポートレートのモデルとして伸びます。あなたは日本でもっとも活発にポートレートの撮影会を開催している全東京の優秀な契約更新モデルですし、(私は元役員なので)あえて厳しく言いました。また、一般的な話ですが、将来女優になりたいと目標を持っているモデルはまず写真でさまざまな表情ができるように練習しましょう。