日本映画の名作を紹介する日本映画名作ガイドのTOPはこちらです。
女優のラブシーン、ヌードシーン、濡れ場も付録として紹介しています。目次・TOPはこちらです。
劇場公開の映画ですが、一部に18歳未満は内容的に、表現的に見ないほうがよい映画が含まれています。
AMAZONのサイトでは、さまざまな内容のDVD・ビデオが混在しています。
18歳未満はここから先を見ない、購入しないようにお願いします。
HOUSE ハウス(大林宣彦監督 池上季実子、大場久美子)
大林監督の劇場映画デビュー作で実写とアニメを合成した映画。お化け屋敷のような洋館に若い女の子たちが行くファンタジー・ホラー映画で、当時の新人女優たち(池上季実子、松原愛、神保美喜ら)が出演しています。
池上季実子の上半身のヌードシーン、松原愛が全裸で泳ぐ大林監督のサービスシーンがあります。若手女優のサービスヌードシーンはその後の大林監督の映画に受け継がれているようです。
幕末太陽傳(フランキー堺)
明治維新まであと5年という幕末の日々。品川の遊郭で大判振るまいの佐平次(フランキー堺)は実は一文なしで、居残りとなって腰を落ち着けることに。もう一組の居残り組は高杉晋作(石原裕次郎)をはじめとする勤王の志士たち。佐平次は彼らと仲良くなり、やがては廓(くるわ)の人気者になっていくが…。
川島雄三監督の代表作ともいえる傑作時代劇コメディ。落語の『居残り佐平次』をベースに『柴浜の革財布』『品川心中』を挿入させたストーリーを、太陽族やヒッピーなど当時流行した風俗とも照らし合わせながら、キレの良いテンポみなぎる演出で見事に描きこんでいる。(AMAZON 的田也寸志 より)
麦秋(ばくしゅう)(小津安次郎監督、原節子主演の名作)
世界中の名監督に影響を与えた小津安二郎監督と名脚本家・野田高梧のコンビが最も充実していた時期の代表的な家族劇。婚期を逃しかけている娘の煮え切らない態度にやきもきする家族の日常風景を、絶妙なセリフの間とコミカルな演出で描く。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
ハチ公物語
飼い主が死んでも毎日渋谷駅まで飼い主を迎えに行ったという忠犬ハチ公の物語。渋谷駅に銅像がある。
バトル・ロワイヤル(監督 深作欣二)
42人の中学生たちが最後のひとりになるまで殺し合いを続けるという、ショッキングな内容が話題を呼んだ大ヒット作。(「VIDEO INSIDER JAPAN」データベースより)
花と蛇(はなとへび)(原作 団鬼六)
団鬼六のSM小説「花と蛇」は谷ナオミ主演の日活映画もあるが、杉本彩がヘアヌードで熱演している、最新の石井隆監督、杉本彩主演の作品を推薦したい。
実業家の妻でタンゴ・ダンサーの女性(杉本彩)がセレブたちの極秘の仮面パーティでSMに目覚める。成人むけの大人のエンタテーメントであり、未成年者購入禁止。
花と蛇2
美術評論家・遠山(宍戸錠)は、パリで暮らす画学生・池上(遠藤憲一)が援助を続けるだけの価値があるかどうかを確認するため、妻・静子(杉本彩)をパリへ派遣させる。
しかし、それは彼女を倒錯の世界へ導くための罠であった。静子の美貌に魅入られた池上は、彼女を裸にし、縛り上げて描いた絵をブラックマーケットに出品しようとするのだが……。
原作・団鬼六、監督・石井隆、そしてヒロイン杉本彩の『花と蛇』トリオが再び集結して贈る、官能ロマン大作。
今回はパリ・ロケを敢行しての異国情緒の中、前作を越えるアブノーマルかつ幻惑的なSMシーンが、鬼気迫る勢いで繰り広げられていく。
杉本の“体当たり”という言葉ではもはやすまされないほどの熱演は実に美しさも誇り高さも究極の域へと達しており、そのエロティシズムの発散は、観る者をただただひれふさせるのみであった。Amazon.co.jp(増當竜也)
SMの世界であるがストーリーも演技もしっかりしている。杉本は顔だけでなくヘアヌードとなり体全体で演じているという感じで、ここまで演じることができる杉本のプロの女優としての演技力には感心しました。(近藤章人)
華の乱(深作監督、吉永小百合主演)
大正時代、与謝野晶子などの芸術家たちの人間模様。
春の鐘(北大路欣也、三田桂子、古手川裕子)
奈良の美術館の館長(北大路欣也)と陶芸家の妻(三田桂子)と娘(古手川裕子)の古都を舞台とした物語。
北大路欣也と若くて初々しい古手川裕子(ヌード)のラブシーンが印象的です。
半落ち
現役警察官の梶という男が妻殺しを自供。ところが、彼が殺人を犯してから3日目に自供してきたことが問題になる。
なぜすぐ出頭しなかったのか。梶は空白の2日間のことをいっさい語ろうとしなかった…。
横山秀夫の同名ベストセラー小説の映画化。主人公を演じた寺尾聡の寡黙の中に人柄をにじませる佇まいが素晴らしい。
ミステリーの真相としてはいささか弱いが、空白の2日間の中に秘められた夫婦のきずなには涙する人も多いだろう。
原作に忠実な作りなので、原作ファンも大いに楽しめるはず。吉岡秀隆、原田美枝子、樹木希林、柴田恭兵、伊原剛志、鶴田真由などスターたちが、このしっとりとしたミステリードラマをしっかり支える好演を見せている。
ちなみに半落ちとは、完全な自供ではないことを言う。(AMAZON 斎藤 香 より)
ひとひらの雪(原作 渡辺淳一、主演 津川雅彦、秋吉久美子)
渡辺淳一原作、家庭を捨てて秘書と暮らす中年の建築家を津川雅彦が演じている。さらに人妻とも深い中になり、秋吉久美子が大胆なヌードで熱演している。成人指定映画で未成年者は鑑賞も購入も禁止。
陽のあたる坂道(石坂洋次郎原作、主演 石原裕次郎、北原三枝)
石坂洋次郎原作を、石原裕次郎主演で映画化した青春ドラマ。自分が妾の子だと知る伸次は、斜に構えた青年だった。だが、女子大生のたか子が妹の家庭教師として現れたのを契機に、次第に本当の自分を取り戻していく。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
火の鳥(手塚治虫原作)
DVDーBOXを推薦。古代ヤマタイ国を舞台にした、手塚治虫原作の長編SFマンガをDVD化。公開作『火の鳥 鳳凰編』と、オリジナル作品『~ヤマト編』、大宇宙に起こる謎とロマンをミステリアス且つ壮大に描いた『~宇宙編』をBOX発売。描き下ろしBOX&ジャケット仕様。(「DVD
NAVIGATOR」データベースより)
ひめゆりの塔
太平洋戦争末期に国内唯一の戦場になった沖縄で、女子学生たちが「ひめゆり部隊」として勤労奉仕し、米軍と戦った悲劇と感動の物語。
ビルマの竪琴(原作 竹山道雄)
大東亜戦争(太平洋戦争)の敗戦によりビルマから退却命令がでたが、竪琴を弾くのがうまい水島上等兵は、その地に残り、日本兵の遺骨を収集して慰霊した物語。
福沢諭吉
慶応義塾大学の創設者で、「学問のすすめ」、「文明論の概略」などの著書がある福沢諭吉の半生を描いた作品。
幕末から明治の激動の時代に、血走ってはやまった行動をすることなく、徹底して学問により社会を変えた福沢諭吉の姿が印象的です。
プライド 運命の瞬間
第二次世界大戦敗戦後の極東国際軍事裁判での東條英機の物語。いわゆるA級戦犯であるが、敗戦の責任はあっても、戦争の原因や犯罪性を敗戦国にのみ押し付けることはできないのでないだろうか。
フラガール
日本のエネルギーが石炭から石油に替わり、炭鉱は縮小・閉鎖を余儀なくされた時代に、福島県いわき市の常磐炭鉱では豊富な温泉を使用し「常磐ハワイアンセンター」(現在のスパ・ハワイアンズ)を開設することにした。
炭鉱の街の盆踊りぐらいしか踊ったことがない素人の娘たちが、多くの無理解な反対者にいじめられながらも、ハワイアンダンスを習い、猛練習して、炭鉱の街を救う感動の物語。
東京から常磐炭鉱という田舎町にハワイアンダンスを教えに来た教師役の松雪泰子はじめ、豊川悦司、炭鉱の娘で親に反対されながらもフラダンスを習う役の蒼井優、 山崎静代などが出演している。
常磐炭鉱が温泉と地の利を生かして産業の転換をして成功したという事実に基づいて、東京から炭鉱の娘にフラダンスを教えに来たダンスの先生(実在している人物)を中心とした物語にしています。
数々の賞を受賞した名作です。実話をもとにしているので、キャラクターの設定に無理が無く、ストリー展開が自然で、それぞれのシーンに真実味があるので、泪がでて感動するのでしょう。
亡国のイージス
最新鋭の防空システムを搭載したイージス護衛艦「いそかぜ」に、沖縄米軍基地から盗まれた化学兵器「GUSOH」が特殊工作員によって持ち込まれたのだ。
「いそかぜ」の先任伍長の仙石はその情報をつかみ、新入りの如月が工作員ではないかと、目星をつけるが、副長から離艦命令が。そのあと「いそかぜ」の全ミサイルの標的が東京に設定された。
黒幕は対日工作員のヨンファ。彼の目的は?そして東京はどうなる?
福井晴敏の原作を「どついたるねん」「顔」などの坂本順治監督が映画化。海上自衛隊が史上初の前面協力などが話題だが、自衛隊に体験入学して役作りをした真田ほか、寺尾聡、佐藤浩市、中井貴一、岸辺一徳、原田芳雄などの豪華な役者陣の力強い芝居が、派手なアクションシーンに負けない、男たちの骨太なドラマを作り上げている。
戦艦や兵器マニアも楽しめ、またアクションやドラマ好きも大いにうならせることのできる、エンタテインメント大作と言えるだろう。(AMAZON 斎藤香 より)
北斎漫画(ほくさいまんが)
葛飾北斎や滝沢馬琴をめぐる人間模様をえがいた作品。新藤兼人監督。緒方拳、西田敏行、田中裕子、樋口可南子らが出演しています。
樋口が絵画のヌードモデルを、田中が北斎の娘を演じており、二人ともヌードで演じており、とくに樋口がヌードで演じている時間は長い。
墨東綺譚(ぼくとうきたん)(永井荷風原作)
永井荷風原作。新藤兼人監督。津川雅彦、墨田ユキ主演。東京墨田の玉ノ井遊郭で主人公の永井荷風自身と娼婦お雪との恋愛物語。
娼婦を演じた墨田ユキは新人ながら全裸で好演しています。墨田は津川とのラブシーン、ヌード写真のモデルのシーンではヘアヌードです。
墨田ユキは別名でAVに出ていたことを暴露され、つぶされてしまったようですが、私はかわいそうに思います。女優なんだからAV女優から出世すれば立派なんじゃないの。
世代にもよりますが、今見るのならば大女優山本富士子主演の旧作よりも、墨田ユキが全裸で熱演しているこの新作を薦めたい。
鉄道員(ぽっぽや)
浅田次郎原作。高倉健主演。
TSUTAYAは大規模店でもDVD・ビデオの在庫は販売されているDVD・ビデオの一部にすぎず、推薦したDVDのほとんどの在庫がないと思われます。
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TSUTAYA online のデータベースで検索しますと、さすが実店舗のチェーン店だけに、在庫があるケースが多く、的確な検索結果がえられるようです。
日本映画名作選考基準
1.巨匠が制作して、名優が演技している、定評がある作品。映画祭の受賞作品。
2.日本の歴史や文化や歴史上の人物を描いている映画作品。その映画を見ることにより、勉強になる映画。
3.有名な小説家の文学作品を映像化した映画作品。
4.娯楽作品でも多くの人に受け入れられ、見られている作品。何らかの話題を提供した作品。シリーズものは原則として第1作を紹介。
5.見せ場を撮影するために、女優がヌードで「濡れ場」を演技したり、俳優が危険なアクションシーンをするなど、俳優や女優の勇気と努力が認められる映画作品。