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劇場公開の映画ですが、一部に18歳未満は内容的に、表現的に見ないほうがよい映画が含まれています。
AMAZONのサイトでは、さまざまな内容のDVD・ビデオが混在しています。
18歳未満はここから先を見ない、購入しないようにお願いします。
ああ同期の桜(海軍飛行予備学生)
学徒たちが学業を捨て、軍人として迎えられた昭和18年を舞台に、海軍二等兵として舞鶴海兵団に入団した若者たちの戦争に対するそれぞれの想い、友情を描く。
「ああ野麦峠」はビデオもDVD出ていないようです。生糸を輸出して軍艦を買ったのは歴史的事実であり、彼女たちの頑張りがなかったら現在の日本はなかったでしょう。
「女工哀史」、「ああ野麦峠」とも文庫ではあるようです。
飛騨から諏訪には現在でも自動車で行くにもかなり時間がかかるのに、当時は歩いて峠を越えるのですから並大抵のことではなかったと思います。
「ああ野麦峠」のDVDが発売されたようです。下部に商品紹介を追加します。
女工だけでなく、経営者も相場の変動でたいへんだったようです。経営者は当時としては、女工にたいして福祉を充実させており、ひと財産築いた恵まれた女工もいたようです。
青い山脈(吉永小百合・浜田光夫版を推薦)
石坂洋次郎原作の「青い山脈」を吉永小百合を主演に映画化した青春ドラマ。とある女子高に転入してきた新子。少し変わった性格故に、新入早々新子にはさまざまな噂が広まる。そんなある日、新子が1通のラブレターを手に、英語教師の下へやって来る。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
赤ちょうちん
ひょんなことから知り合った政行と幸枝は愛し合い同棲を始める。しかし、赤ん坊が生まれたり、近所の嫌がらせにあったりで引越しを繰り返すうちにいつしか妻の心は壊れていく。
藤田敏八監督が、フォーク・グループかぐや姫の歌うヒット曲『赤ちょうちん』をモチーフに映像化した。秋吉久美子主演で美しい裸体で好演している。
AKIRA
第3次世界大戦から31年後の2019年。新都市ネオ東京を舞台に繰り広げられる少年たちの暴走と、反政府ゲリラによるテロ活動、そして政府がひた隠しにする「アキラ」と呼ばれるなぞの存在。
あずみ
小山ゆうの人気コミックを原作に、新鋭・北村龍平監督のアクション時代劇大作。徳川家康が幕府が開いた1600年代初頭、刺客として育てられた10人の若者たちは、爺(原田芳雄)の命令でまず仲間同士で殺し合いを強いられ、勝ち残ったあずみ(上戸彩)ら5人は、徳川に反旗をひるがそうと企む浅野長政(伊武雅刀)や加藤清正(竹中直人)の暗殺の任を受けるが…。
若手俳優たちに本格的な殺陣を徹底させ、そのダイナミックな肉体の躍動から青春の息吹や殺し合う悲しみなどをかもし出させる手法が見事に功を奏し、新世代ならではの青春群像時代劇の秀作に仕上がっている。(AMAZON 的田也寸志 より)
あにいもうと
日本映画の四大巨匠のひとり・成瀬巳喜男の生誕100年を記念し代表作をDVD化。肉親愛を描いた室生犀星の名作を京マチ子他、豪華キャストで映画化。東京近郊の小さな村で暮らす兄とふたりの妹の、肉親であるが故の憎悪と愛を感動的に描く。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
網走番外地
石井輝男監督が新東宝時代から温めてきた題材を高倉健を得て映画化。貧農出身のヤクザ者・橘真一は、母恋しさに網走刑務所からムショ仲間と手錠につながれたまま脱獄するが、ふたりの行手には大雪原が待ちうけていた…。東映の看板シリーズ第1弾。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
天城越え(松本清張原作)
松本清張の原作を三村晴彦監督が映画化したサスペンスミステリー。14歳の少年が偶然母親の情事を目撃。裏切られた気持ちの息子は、突然家を飛び出しひとり旅に出る。その道中、少年は天城峠で優しい娼婦・ハナと出会い、心惹かれ始めるが…。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
阿弥陀堂だより
小泉堯史監督が、南木佳士の小説を脚色、映画化。東京での生活に疲れ、信州へ移り住んだ熟年夫婦が“阿弥陀堂”で暮らす老婆や、小西真奈美演じる難病を抱える少女との出会いを通し、生きる自信と喜びを取り戻していく姿を描いた感動作。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
嵐を呼ぶ男
石原裕次郎を一躍国民的スターにした大ヒット作。美しい兄弟愛を中心に裕次郎が唄って暴れてぐっと泣かせる。笈田敏夫と演ずるドラム合戦は見る人を魅了する、スケールが大きい充実した娯楽大作。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
生きる
市役所の課長で模範的な役人であった渡辺は胃がんで余命いくばくもないことを知る。自分の人生とはなんだったか。人間が本当に生きることの意味を考え、公園をつくり市民の役に立とうとする。ブランコに乗って「ゴンドラの唄」を口ずさむシーンは感動的。
伊豆の踊り子(山口百恵・三浦友和版を推薦)
大正末期、伊豆への旅に出た一高生の川島は、天城街道で旅芸人の一行と道連れになる。若き踊り子、薫との淡い恋が始まった。川端康成原作。何度も映画化されているが、今鑑賞するのであれば山口百恵・三浦友和版がおすすめ。
狗神 イヌガミ 特別版
坂東眞砂子の同名ベストセラー小説を映画化。原田眞人監督、天海祐希主演の官能ホラー。美希は青年と恋に落ち、激しく肉体を求め合うようになった。だが、二人の血は決して交わってはならなかったのだ…。
天海祐希は微妙だがヌードではなく、他の女優はヌードで演じている。
犬神家の一族
角川映画の第1作。横溝正史原作、市川崑監督、石坂浩二主演。犬神家の遺言状をめぐる遺産争いの殺人事件を金田一耕助探偵が推理する物語。
上記1976年版に加えて、2006年版がリメイクされた。両方を比較して鑑賞するのもおもしろいでしょう。(近藤章人)
今、会いに行きます
梅雨が訪れたある日、6歳の息子と暮らす巧(中村獅童)の前に、病気で死んだ妻・澪(竹内結子)が現われた。澪は死ぬ前に、1年後の雨の季節に戻ってくると言い残していたのだった。巧たちは記憶を持たない彼女を迎え入れ、再び家族としての生活を過ごすのだが…。
市川拓司の同名ベストセラー小説を映画化したラブストーリー。(AMAZON 的田也寸志 より)
彩り河(真田広之、名取裕子)
銀座のクラブで働く譲二(真田広之)は、銀行頭取の下田(三國連太郎)のために父親が自殺に追い込まれた恨みを晴らすべく機会をうかがっている。新しくクラブのママとなったふみ子(名取裕子)は譲二と知り合い、すぐに深い関係となっていく。下田の悪事に食いつこうとする者が次々と死んでいく中、譲二はふみ子の協力を得て復讐を実行に移していく……。(AMAZON)
真田の熱演と名取の美しさが印象的。
薄化粧
『序の舞』などで知られる宮尾登美子3部作を独自の映像開拓により映像化し、数々の日本映画賞を受賞した巨匠・五社英雄監督作。卑小な人間の欲望の切なさ、底知れぬ人間の獣性など、人間の持つさまざまな感情を赤裸々に表現した一編。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
宇宙戦艦ヤマト(原作 松本零士)
74年に放送された同名のテレビシリーズを、再編集した劇場版。テレビ放送当時は視聴率がふるわず半年で打ち切りになったが、本作が劇場公開されるや空前の大ヒットとなり以後のシリーズ化はもちろん、アニメブームの火付け役にもなった記念碑的作品。
西暦2199年、ガミラス帝国の攻撃により放射能に汚染され、人類滅亡まで残り1年となった地球。この危機を救うため、放射能除去装置コスモクリーナーを求め宇宙戦艦ヤマトは14万8千光年の彼方、マゼラン星雲イスカンダルへと旅立つ。緻密な作画や描写も見どころの1つだが、次々に繰り出されるSF用語の数々も、以後のアニメーションに相当の影響を与えたことがうかがえる。演出・脚本共に理想的な完成度といってもいいだろう。(AMAZON 田中 元 より)
うなぎ(役所広司、清水美砂)
名匠・今村昌平が監督、97年カンヌ映画祭でグランプリを受賞した人間ドラマ。妻の不貞を知り殺害してしまった寡黙な男は、8年間の服役を追えたものの極度の人間不信に陥っており、飼っているうなぎにしか心を開くことはなかったが…。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
清水美砂が濡れ場を演じています。
海猿(うみざる)
海上保安庁のエリート中のエリートである潜水士を目指す主人公を中心に、友情、恋愛、そして命の尊さを描いた作品。伊藤英明、加藤あいほか出演。 (「Oricon」データベースより)
海猫(うみねこ)
1980年代の半ばの北海道、函館。ロシア人の血を受け継ぐ薫(伊東美咲)は、南茅部の漁師・邦一(佐藤浩市)に嫁いでいった。しかし、なかなか漁師の生活になじめず苦労する薫は、いつしか邦一の弟で自分を恋い慕う広次(仲村トオル)と結ばれてしまう…。
谷村志穂の同名小説を原作に、『失楽園』『阿修羅のごとく』などの森田芳光監督が描いたラブストーリー。ヒロインがそのはかなさゆえに男たちを魅了させ、やがては狂わせていく過程がリアルに描かれており、昨今の純愛映画とは一線を画す厳しいアダルトな仕上がりになっている。
ラブシーンの数々も官能的面よりも美しさを強調しており、それゆえにヒロインのはかなさがより際立つ趣向。繊細な大島ミチルの音楽も美しく、北の風景もまたうら寂しく美しい。
それらの効果によって、一見運命に弄ばれているかのようなヒロインが、実は前向きに運命と対峙しながら生をまっとうしようとしていたことが理解できるのだ。(AMAZON 的田也寸志 より)
R指定。伊東美咲が熱演しています。頑張って体当たりのラブシーンの演技をしたのですが、演技力が今ひとつの声もAMAZONの批評にはあります。もう少し顧客に対するサービス精神があれば、映画はもっとヒットし、伊藤の女優としての地位も固まったのではないでしょうか。
ええじゃないか
慶応2年、「ええじゃないか」と踊りながらお伊勢参りにいく騒動が日本中におこった。舞台は江戸の歓楽街の両国界隈で庶民の生活を描く。弾圧する側に女優たちが尻をまくってみせるシーンがある。
駅 STATION(高倉健)
『赤い月』や『鉄道員(ぽっぽや)』など、数々の話題作を撮り続けている巨匠・降旗康男が監督を務め、倉本聰が脚本を手掛けた人間ドラマ。冬の北海道を舞台に、オリンピック射撃選手である刑事と、3人の女との出会いと別れを3部構成で綴る。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
エコエコアザラク
「週刊少年チャンピオン」に連載され話題を呼んだ古賀新一原作による人気ホラー・コミックを映画化。ある高校を舞台に、転校生・黒井ミサの周囲で次々と起こる奇怪な事件を描く。出演は吉野きみ佳、菅野美穂ほか。(「Oricon GE」データベースより)
江戸川乱歩 屋根裏の散歩者
江戸川乱歩原作、実相寺昭雄監督によるサスペンスエロスの成人指定版がニューマスター仕様でDVD化。舞台は東京のうらぶれた下宿館。屋根裏を徘徊し、住人たちの淫らな私生活を覗き見していた青年が、次第に恐ろしい犯罪に手を染めていく。R-18作品。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
遠雷(えんらい)
立松和平原作。父の家出など、日々の鬱屈を晴らすかのようにトマト栽培に励む満夫(永島敏行)は、あや子(石田えり)とお見合いしたその日のうちにモーテルへ行き、ベッドイン。やがてふたりは結婚することになったが、その披露宴の夜、人妻と駆け落ちした友人・広次(ジョニー大倉)がひそかに満夫のもとを訪れた…。。(的田也寸志)
おこげ
「おこげ」とは「おかま」にくっつく女性のこと。男性恐怖症の女がホモの人々に接して、彼らの姿に惹かれていく。清水美砂が主人公でヌードも披露。
男はつらいよ
世界的な長寿シリーズの記念すべき第1作。中学の時に家を飛び出した車寅次郎は、全国を渡り歩く香具師になった。両親の死を風の便りに知った寅次郎が、矢切の渡しから故郷・柴又へ里帰りを果たし、妹・さくらの結婚を助けようとするが…。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
シリーズかなり見ており、物語の構成は「水戸黄門」のようにワンパターンであるが、マドンナ役に人気女優が出演し、場所やストーリーに変化を持たせているので、何作見てもおもしろいし、飽きない。(近藤 章人)
鬼平犯科帳
池波正太郎原作の傑作時代劇がドラマ化されるのはこれで4度目だが、このシリーズに止めを刺す。江戸時代後期に“鬼の平蔵”の名で恐れられた火付盗賊改方長官、長谷川平蔵とその密偵達の活躍を描いたこの痛快な捕り物帖は、また人間の業の縮図でもある。
過去にも様々な役者によって演じられてきた平蔵役だが、初代平蔵を演じた8代目松本幸四郎の実子でもある中村吉右衛門にとっての平蔵は、文字通り一世一代の当たり役となった。一通りでは説明できない複雑な人物像を豪快に演じきる様に、原作者自身のご指名というお墨付きも加わり、もはや吉右衛門以外の平蔵は想像しづらい。善悪綯い交ぜの人の世で、時には情け深く、時には厳罰を持って処する平蔵の人間臭い魅力が、見るものを否応なくひきつける。(AMAZON 麻生結一 より)
おろしや国酔夢譚 特別版
井上靖の原作を元に佐藤純彌が映画化した人間ドラマ。鎖国中の江戸時代、船が遭難しカムチャッカに漂流した光太夫一行が、厳寒の過酷な状況下で帰国の手段を探りながら冒険を繰り広げる。エルミタージュ宮殿や京都西本願寺での撮影も話題となった。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
陰陽師(おんみょうじ)(原作 夢枕漠)
平安時代の陰陽師(おんみょうじ)安部晴明の物語。平安時代のはじめの京の都。怨霊に取り憑かれた上官を救うべく、源博雅(伊藤英明)は陰陽師の阿倍晴明(野村萬斎)の元を訪れ、そこで運命的出会いを果たす。
やがて、生まれたばかりの帝の子・敦平親王の身体に異変が起きる。安部晴明は呪術をかけられ、怨霊に取り憑かれた人を救い、呪詛返しをする。
阿倍晴明(狂言師 野村萬斎)と悪役・道尊を熱演する真田広之との対決シーンが迫力あり。
野村萬斎は狂言師なので、セリフの発声、日本的な立ち振る舞い、艶やかな衣装姿がにあうなどまさに適役で、魅力ある安部晴明を演じられたのだろう。
TSUTAYAは大規模店でもDVD・ビデオの在庫は販売されているDVD・ビデオの一部にすぎず、推薦したDVDのほとんどの在庫がないと思われます。
AMAZONで検索しても、在庫が無いケースが目立ちますし、目的以外の類似名称の作品が出力され、購入を間違う恐れもあります。
TSUTAYA online のデータベースで検索しますと、さすが実店舗のチェーン店だけに、在庫があるケースが多く、的確な検索結果がえられるようです。
日本映画名作選考基準
1.巨匠が制作して、名優が演技している、定評がある作品。映画祭の受賞作品。
2.日本の歴史や文化や歴史上の人物を描いている映画作品。その映画を見ることにより、勉強になる映画。
3.有名な小説家の文学作品を映像化した映画作品。
4.娯楽作品でも多くの人に受け入れられ、見られている作品。何らかの話題を提供した作品。シリーズものは原則として第1作を紹介。
5.見せ場を撮影するために、女優がヌードで「濡れ場」を演技したり、俳優が危険なアクションシーンをするなど、俳優や女優の勇気と努力が認められる映画作品。