東京写真連盟 2011年4月 所沢航空公園 浴衣モデル撮影会
撮影者 ポートレート スタジオ ファイン
東京写真連盟は、2011年4月24日に埼玉県所沢市にある航空公園で、浴衣モデルの撮影会を開催しました。3月に起きた東日本大震災の余震がときどき起きていますが、航空公園は内陸部の平地にある公園なので安全です。
今回の撮影会の参加費3000円の中から500円を東京写真連盟は義援金として被災者に寄付します。実は東京写真連盟の撮影会に最多出場しているモデル・グラビアアイドルの「姫神ゆり」はもっとも被害があった大槌町の出身。家族が亡くなったり、行方不明になったり、親戚が避難所暮らしです。東京写真連盟では姫神ゆりをとうして、困っている大槌町の子供たちに、義援金を直接に贈ることにしました。
撮影会には天候にも恵まれたためもあり、趣旨に賛同した多数のカメラマンが参加しました。モデルは12名出場。そのうち午前・午後、それぞれ3〜4名がミニ浴衣です。私はモデルの目標とタイプにより撮影方法を変えています。大きく分ければファッション系とグラビア系ですが、どちらにも共通していることは、モデルの魅力を表現することです。
今回は、ミニ浴衣を着たモデルを中心に、色気(セクシー)を強調した、グラビアモデルのような撮影方法をしました。モデルが微笑み、カメラマンがパチリと写す、いわゆる「ニコパチ」だけがポートレートではありません。モデルはポーズを決めて、表情を演技して、自分の魅力を表現しましょう。モデルに微笑まずに睨み付けるように依頼することもあります。色気があるポーズ、セクシーなポーズは、モデルの方から積極的にやる場合が多く、嫌がるポーズを強制することは絶体にありません。