全東京写真連盟 ２００７年 浅草羽子板撮影会 総集編
撮影者 ポートレート スタジオ ファイン（全東京届出サイト）
全東京写真連盟は東京・浅草の浅草寺で１２月に開催される「羽子板市」の前に、毎年羽子板を持ったきもの美人の撮影会を行っています。今年は、「ミス日本 きもの」の大根田真理さん、浅草芸妓の千万（ちま）さん、こずえさん、浅草振袖さんのこころさん、蘭さん、くれ葉さん、琴音さん、桜恋さんと全東京写真連盟所属モデル佐野いつみさん、あさみさん、野崎絵里さん、唯川明日香さんが撮影会に出場しました。ミス日本の大根田さんは肖像権の関係からサイトに掲載できず、またモデル全員を限られた時間で撮影するのは不可能なので、浅草の振袖さんと全東京のモデルの佐野さんを撮影しました。
映画の「舞妓Ｈａａａaｎ！！！」が大ヒットしており、美しく、日本の伝統技芸を継承している舞妓さんブームです。京都には祇園甲部、宮川町、先斗町（ぽんとちょう）、祇園東、上七軒の五花街がありますが、東京にも少なくなりましたが、新橋、赤坂、芳町、浅草、向島、神楽坂の六花街が残っています。東京の花街は芸妓さんが高齢化しているといわれていましたが、残った花街は復興しつつあり、若い女性がまた花柳界に志願するようになってきました。
浅草には「振袖さん」がおりまして、株式会社浅草観光振袖学院で学んでいます。今回の撮影会では浅草の振袖さんを中心に撮影しました。(浅草観光振袖学院様に写真掲載の許可をいただき、記事の確認を受けています)
たいへん申し訳ございませんが、このようにまとめることになったのは撮影後でして、蘭さんの写真は１枚しかありません。
「京には舞妓はん、浅草には振袖さん」をキャッチフレーズに、「浅草おかみさん会」など地元の方々によって、浅草内外の店の接客サービスやイベントの参加のために「振袖さん」が平成６年に誕生しました。
オーディションにより厳正に審査され１２名が最初の振袖さんとして誕生、以来常時１５名ほどの振袖さんがおります。浅草観光振袖学院は振袖さんの派遣と育成を事業内容とした会社です。
振袖さんには浅草にあった松竹歌劇団（ＳＫＤ）の高砂流日舞をはじめ、茶道、着付け、礼儀作法など徹底した教育をしています。
京都と違い、「一見さんお断り」の料亭のみならず、誰でも利用している浅草内外の飲食店、隅田川からお台場近辺を周遊する屋形船、ホテルで行われるパーティー、さまざまなイベントなどで接客・出演しています。株式会社なので料金も明朗会計、外国人の接待ができる英語が堪能な振袖さんもいるようです。
