モデルが動くポーズ（モデルを動かせて撮影する）
写真撮影の場合は、瞬間的な画像ですから、モデルが静止してポーズをつくり、
それをカメラマン撮影するのが一般的です。
しかし、このようなポーズは、ありきたりのものになりやすく、どこかぎこちない欠点があります。
そこでカメラマンとモデルが打ち合わせをして、モデルにゆっくりと動いてもらい、
それを多数撮影して、その中からいい写真を選ぶこともあります。
モデルが適度な風があるとき、髪の毛やスカートをたなびかせて、
回転したり、振り向いたりして撮影するとよいでしょう。
下りの坂道、遠近感がある道で、遠くから近くに、
ゆっくりとモンローウォーク（腰や手を振り振り歩く）させて撮影しました。
私は１枚の写真ではなく、組写真、写真集として制作します。
デジタルカメラはデジタルビデオと原理が同じであり、画像は映像の瞬間的な１枚です。
モデルは動くポーズもできるようにしましょう。
お花畑など景色がいいところで、モデルがゆっくりとダンスをして撮影しました。
浴衣を着たモデルに日本舞踊を踊ってもらい撮影したこともありました。
