才色兼備の女性で、呉服店の広告、観光パンフなどモデルとしての実績はあり、しっかりとしたＢＯＯＫを持ってきました。
しかし、やりたい仕事のオーディションには落ち続け、自分で撮影してもらいたい写真は撮影してもらえず、しょげ返っていました。
おそらく知識と教養が邪魔をして、賢すぎて現場で使いにくかったのではないかと思います。
お互いにどのように撮影するか話し合い、
私自身は「日本女性の美しさ」を撮影テーマとしていること、
モデルが日本的な顔、体つきであり、洋服では他のモデルに勝ち目がないことから、
浴衣で新宿御苑と鎌倉、夕焼けの江ノ島で撮影しました。
私にとって、はじめてのモデルとのコラボ撮影で、
ポートレート・スタジオ・ファインの初期の代表作です。
反響はアクセスが多く、浴衣ブームに一役買いました。
その後野元美沙は、このサイトが貢献したかどうかはわかりませんし、
セリフがあるチョイ役ですが、演技力がある有名若手女優が主演する映画に出演しています。
当時は私は非常に忙しく、追加の撮影をしてあげられなかったことが悔やまれます。
もっと注目される写真を撮影できるモデルでした。
東京写真連盟の撮影会にて私をはじめとする複数のカメラマンが演技を依頼しました。
一色一成先生指導の写真教室にて。劇団出身の女優だけに演技力があります。
美人で演技力があったとしても、撮影会でジーパンを履くのは、やめたほうがいいと思います。
わざと破れているジーパンを履く場合もありますが、基本的に労働着です。
ドレスとまでは言いませんが、自分の魅力がカメラマンに伝わる、露出度の高めの服がカメラマンに好まれると思います。
山岸伸先生指導 ヨドバシカメラ 千葉撮影会 春雨の中、
傘もささずにずぶぬれになり、海にもつかりました。
後日、モデルにいい写真が撮れたお礼をのべたところ、
「凍え死ぬかと思った」との答えが返ってきました。
