ポートレートモデル上達法(どうしたら写真表現がうまくなるか)
レースクイーンなどがモデルを務めているファン向けの小規模撮影会とアマチュアカメラマンの作品作りを目的としたポートレートの撮影会とでは、モデルのポーズや表情が違うことをまず知っておかなければなりません。
ポートレートの撮影会でポーズは得意とばかり、
撮影している場所の光線や背景、参加しているカメラマンの撮影目的を考えずに、
小規模のファン向け撮影会のポーズをするモデルがたまにいますが、
モデルとしては役員や参加しているカメラマンの意向にあわせてポーズをするようにしましょう。
同じ時期にモデルとして採用されても、数ヶ月後には人気があるモデル、うまいモデルとそうでないモデルとかなりの差ができてしまいます。どのようにしたら撮影会のモデルとして上達するのでしょうか。
モデルとしてポーズや表情などの写真表現が上達する方法は次のとおりです。
容姿端麗、スタイル抜群、正面を向いて無表情でも写真になるモデルもたまにいますが、
撮影会のモデルとしては、さまざまな表情、ポーズができないと務まりません。
1.ポートレート撮影に慣れている写真表現がうまい写真家に教えてもらいながらモデルをやる。
2.撮影会に多く出場して、さまざまなカメラマンの要望に応えて経験を積む。
3.応募作品の品評会にも参加し、自分を撮影した写真を見せてもらうとともに、
上位入賞した作品との違いを研究する。
4.写真展、写真誌、女性誌、グラビア誌などをよく見て、ポーズや表情を覚える。
5.撮影した写真を公開しているインターネットのサイトを見て、自分の写真と他のモデルの写真と比べてみる。
ポーズや表情づくりは頭で覚えるのではなく、体で覚えるのです。
大きな鏡の前でポーズや表情づくりの練習をしましょう。