デジタルコンテンツの制作
私が本格的に写真をはじめたのは40歳代の後半からです。渋谷駅前の写真の学校へ通い、そこの所有する渋谷と三宿(のはずれ)の本格的なスタジオで写真を習いました。リバーサルフィルムを使用して一眼レフカメラでの撮影です。やってみるとおもしろく、若い人と一緒になり、「写真集クラス」で講師の指導のもと「花写真の撮り方」という本まで作ってしまいました。
同時期に東京写真連盟、全東京写真連盟の撮影会に参加しましたが、全東京写真連盟で役員になりました。撮影会運営のためにモデルひとりひとりにつくレフ係りとホームページのリニューアル担当でした。はじめは先輩の役員や当時のモデルに習う立場でしたが、何事にも持ち前の研究精神を発揮して写真関係の多数の本を読み、写真教室や撮影会で一流プロに習い、撮影会でモデルをつれて試行錯誤を繰り返すうちに、「なんだ。簡単じゃないか。私って意外な芸術的才能があるのでは・・」と自分勝手に思い込み、次第に写真にはまっていった次第です。
私は若いころからコンピュータ業務もやっており、1996年ごろパソコンを始めました。デジタル一眼レフに移行したのは2005年夏ごろからですが、パソコン・インターネットは強いので手間はかかるものの大幅コストダウンになりました。また私が運営しているサイトのサブコンテンツになりました。
さて公募モデルは任期は1年で、やっとなんとかできるようになったころには任期終了です。プロダクションからモデルとして派遣されてくる女の子は、モデルとしての訓練は受けていないようで、ポーズや表情づくりはいまいちです。ミスコン入賞者も美人ですが撮影会のモデルはほとんどが始めてです。教えながら撮影し、それを全東京写真連盟のサイトに掲載するという日々が続きました。ただし、仕事と趣味の両方とも多忙で、どうにもならなくなり役員を辞任しました。それらの写真を引き継いだこのサイトは芸能人以外の美しい日本女性が総出演です。
また私は若いころは文学書も読み、外国映画の歴史的な名作と日本映画はかなり見ています。絵画も鑑賞しています。東西の美人画こそ永遠のポーズ集です。撮影するだけのカメラマンではなく、知識や教養、芸術の審美眼が重要に思います。
以上の知識・経験は私だけのものであり、気がついてみたら、モデルのやり方を教えるだけでなく「モデルを演出してモデルが演技をする」ことにより、美しい日本女性の写真が撮影できるようになりました。できるだけそのモデルにあわせて写真を撮影して私のサイトに掲載しています。また、写真集やDVDを制作してあげたいとも思っています。モデルも一生懸命ですので表情が生き生きとしています。
しかし、撮影会に行けばそこにモデルがいるのですから手軽ですが、人数が多いこと、撮影場所やポーズも私の希望ばかりを通すわけにはいきません。うまく撮影したとしても、撮影会の主催者の許可がないと、カメラマンとしても、モデルとしてもその写真を自由に使うことはできません。撮影会はカメラマンとしてもモデルとしても制約があるのです。またアマチュア写真団体ではモデルの任期中に個人的に撮影することは原則的に禁止していますし、モデルが次に活躍する場を紹介することもできません。
私の写真撮影だけでなくビデオ撮影・編集もできるのです(こちらもプロに習っています)が、モデル(所属プロダクション)、出版社、インターネットや携帯のコンテンツ制作会社と相談しながら、企画を練り、モデルを演出して撮影し、デジタルデータを制作、「ポートレート スタジオ ファイン」のサイトだけでなく、それを各メディアに提供するようになりつつあります。詳しくは表玄関「インターネット情報源ガイド」のほうをごらんください。