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女優のラブシーン、ヌードシーン、濡れ場も付録として紹介しています。目次・TOPはこちらです。
劇場公開の映画ですが、一部に18歳未満は内容的に、表現的に見ないほうがよい映画が含まれています。
AMAZONのサイトでは、さまざまな内容のDVD・ビデオが混在しています。
18歳未満はここから先を見ない、購入しないようにお願いします。
ザ・ウーマン(佳那晃子)
江戸時代後期、坂東三津五郎の後妻で女義太夫の竹本小伝の自由奔放の生き方を描いた作品。佳那晃子のデビュー作で海外でも評判だったらしい。18歳未満閲覧・購入禁止。
櫻の園
ある女子高で桜が咲く春の創立記念日に、チエホフの「桜の園」の上演をひかえた女子学生たちの人間模様。
オーディションで選ばれた若手女優が競演している。
細雪(原作 谷崎潤一郎、監督 市川崑)
戦争の足音が近づく大阪・船場の名家薪岡家の四姉妹の物語。四姉妹が着た着物の着物の絢爛たる美と花見の場面の桜の美しさ。まさに日本の美を描いた美しい映像の映画です。
(私も本年、京都に花見に行きまして、平安神宮の神苑の桜の見事さに感動しました。ちょうどその時期に「都踊り」や「京踊り」も開催されます。平安神宮の神苑も、着物も職人が作り出したものであり、日本人の美意識なのです。)
座頭市物語
居合い斬りの達人でもある座頭の市(勝新太郎)は、飯岡助五郎の客分となり、飯岡と敵対する笹川繁造の用心棒・平手御酒(天地茂)に友情の念を抱きつつも対決せざるをえなくなる。
子母沢寛の随筆集『ふところ手帖』に記された市の短いエピソードをもとに、大映時代劇の旗手・三隅研次監督が手掛けた大ヒット・シリーズの記念すべき第1作。ここでの市はただ強いだけではなく、丸木橋をおそるおそる渡るなど、盲目の男という点が強調されており、暗闇の世界を生きるシニカルなアウトローとしてのキャラクターをカツシンが見事に演じきっている。
彼と天地茂とのふれあいのシーンも秀逸で、それゆえにラストのダイナミックな決闘も、哀しく観る者の心を揺さぶるのであった。(AMAZON 的田也寸志 より)
里見八犬伝(監督 深作欣二 主演 薬師丸ひろ子・真田広之)
悪霊軍団によって滅ぼされた里見家の静姫を救うため、八つの玉で結ばれた八犬士たちが活躍する。真田広之らが繰り広げるアクションの数々、真田と薬師丸ひろ子のラブ・シーン、夏木マリや目黒祐樹などの悪霊たちなど見所いっぱいの映画。血の池に入る夏木のヌードシーンあり。
サンダカン八番館 望郷
ボルネオの港町サンダカンを訪れ、かつて“からゆきさん”と呼ばれた日本人娼婦たちの墓などを探す女性史研究家・圭子(栗原小巻)は、かつて九州で出会った元からゆきさんのおさき(田中絹代)から聞いた話の数々を思いかえしていく。戦前、若き日のおさき(高橋洋子)はサンダカンに娼婦として売られてきて、そこで苛酷な半生を過ごしたのだった…。
山崎朋子のノンフィクション・ルポを原作に、名匠・熊井啓監督が描いた社会派女性映画の大傑作。(AMAZON 的田也寸志 より)
秋刀魚の味(監督 小津安二郎)
婚期を迎えた娘と暮らす初老のサラリーマンの姿をコメディタッチの演出で贈る巨匠・小津安二郎監督の遺作。妻に先立たれた夫、娘を嫁に出す父親という小津安二郎が生涯を通して描いてきたテーマが、遺作である本作でも描かれる。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
潮騒(三島由紀夫原作。山口百恵・三浦友和版を推薦)
瀬戸内海の歌島を舞台とした金持ちの娘と漁師の恋愛物語。何度も映画化されているが、山口百恵主演の映画を推薦。嵐の小屋でずぶ濡れなので衣服を脱ぎ裸で抱き合うラブシーンあり。
四季・奈津子
五木寛之原作、東陽一監督。
現代女性が自分らしい生き方を模索する様を軽快なタッチで描く、五木寛之のベストセラー小説を原作としたドラマ。
博多郊外のとある一家の4人姉妹の次女・奈津子が、ちょっとしたきっかけでヌード写真を撮り、OL生活を捨てて自分探しの冒険の旅に出る。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
ヒロイン奈津子役には一般公募でクラリオンガールの烏丸せつこが選ばれ映画は初主演。奈津子の生き方に大きな影響を与えるケイ役の阿木耀子も映画初出演。3年前から結婚の約束をしている達夫という恋人役は風間杜夫。
ヌードモデルになり上京して女優をめざすストーリーなので、主演の烏丸が演じる濡れ場は多く、見事な肉体を披露した。
七人の侍(監督 黒澤明)
時は戦国時代。夜盗化した野武士の横暴に苦しむ農民たちは、侍を雇って村をまもろうとする。かくして集められた7人の男たちの活躍をダイナミックに描いた、巨匠・黒澤明監督の堂々3時間30分に及ぶ、古今東西の映画史上永遠に残る名作中の名作。(AMAZON 的田也寸志 より)
失楽園(役所広司、黒木瞳)
不倫をテーマに過激なセックス描写で話題を呼び、流行語にまでなった渡辺 淳の大ベストセラー『失楽園』の映画化。久木は出版社に勤め、それまでの雑誌編集から閑職の資料整理室勤務となり悶々とした日々を送っていた。市民講座で書道講師をしている女性と知り合い、互いに妻や夫のある身でありながら、ひかれあい逢瀬を重ねていく。2人の関係は、やがて互いの家族の知るところとなり…
森田芳光監督はいつもの才気ばしった映像を配し、セックスを大胆かつ美しく描ききって大成功を収めた。(AMAZON 堤 昌司 より)
最後は無理心中に至る不幸なカップの愛をきれいに描いている。黒木は二人の愛をキスシーンや切なげな表情でうまく演じている。
東雲楼 女の乱
明治末期、九州熊本一の遊郭、東雲楼での明治女のすさまじい生き方の物語。女将も女中頭も悲しい運命を背負っている。映画製作時の人気女優たちの競演が見もの。
忍ぶ川(栗原小巻・加藤剛)
芥川賞を受賞した三浦哲郎著書による同名小説を映画化したラブロマンスの隠れた名作。高級料亭「忍ぶ川」で偶然志乃に出会った哲郎。志乃に一目惚れした哲郎は、以来、料亭に通い詰める。やがてふたりは、互いに意識し始めていき…。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
下妻物語
茨城県・下妻に住み、ぶりぶりのロリータ・ファッションに身を包んだ少女・桃子(深田恭子)がヤンキーのイチゴ(土屋アンナ)と出会い、数々の騒動に巻き込まれながらも強力な生き様を貫く、嶽本野ばら原作のハイパーパワフルな乙女たちの純情物語。
「私はマリー・アントワネットの生まれ変わり」という発言をしたフカキョン嬢をTVで見た中島哲也監督がキャスティングしたことで、この映画の成功はほぼ約束されたようなものだ。
「ロココ調の18世紀のおフランスに生まれたい」と懇願し、あぜ道をヒラヒラファッションと日傘で、牛のウンコふみながら歩く桃子とフカキョン嬢は一卵性双生児ではないかと思えるほどのハマリ役。
その彼女を生かすため、中島監督は全編をコミックタッチで演出。色があふれそうな映像のトーンとハイテンションなキャラクターたちが火に油を注ぎあい、鑑賞後には根拠のない前向きなイケイケ感を噛みしめてしまう傑作。(AMAZON 斉藤守彦 より)
桃子とイチゴの二人の好対照な個性、テンポの速い場面展開、見せ場も多く面白い映画です。
序の舞 [DVD]
「序の舞」とは明治期の日本画家で、女性としてはじめて文化勲章を受けた「上村松園」(かみむらしょうえん)の代表作である。
上村松園の本名は津也で、幼いころから絵に興味を持ち、日本画家・高木松渓のもとに弟子入りするが、松渓に抱かれて妊娠してしまう。
松園は、日本画家として有名になるとともに、未婚の母としても生きる。
宮尾登美子原作小説「序の舞」を1984年に東映が映画化。監督中島貞夫、音楽は黛敏郎。主演は名取裕子。
名取祐子は本作で演技開眼したといわれるほど、好演。後に大女優となる。
釈迦(仏陀の生涯を描いた大映1961年超大作・角川販売)
仏陀の生涯を伝記的に描いた超大作。悪霊の誘惑や為政者の弾圧に打ち勝って悟りを開き衆生を救う。特撮を駆使した数々のシーンがある。
仏教徒の日本人であればで、宗派を超えて見ておきたい映画です。
写楽 Sharaku [DVD]
江戸時代寛政期、わずか10ヶ月で140枚の浮世絵を描き突然姿を消した、謎の浮世絵師「東洲斎写楽」の物語。
当時の歌舞伎界、浮世絵界、吉原遊郭の実像に迫り、その時代を支えた人々の生き方を描く。歌舞伎役者が大勢出演している。
浮世絵画家は複数の雅号を名乗っており、描くだけでなく、彫る人や摺る人とのチームワークが必要なので、有名浮世絵画家の別名と考えるのが自然でしょう。
最近、定説を覆して、北斎であると主張する人が出てきて、北斎であれば10ヶ月に140枚を描けるでしょうが、真相はわかりません。
スウィングガールズ
野球部の応援に行った吹奏楽部にお弁当を運んだ補習クラスの女子だったが、炎天下、チンタラ運んでいたせいで、お弁当は腐り、吹奏楽部は体調を崩してしまう。
ひとりだけお弁当を食べなかった男子・中村は、即席吹奏楽部を作ろうと思いつく。
責任をとらせようと補習クラスの女子を誘うが、吹奏楽をやるには人数が足りなかったため、ビッグバンドでジャズをやることに。でも女子たちは楽器などロクにやったことがなかった…。
『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督のガールズ版『ウォーターボーイズ』ともいうべき作品。高校生が、未経験のことにチャレンジし、失敗を繰り返しながら、最後に成果をお披露目という構成は前作と同じだが、矢口監督のディテール作りの巧みさと、役者選びの目の確かさが、本作でもいきている。舞台が東北のため、方言を駆使したセリフはユニークで温かいし、女の子たちのイキイキとした姿もさわやかで気持ちがいい。
ヒロインの上野樹里は『ジョゼと虎と魚たち』では偽善的な女子大生を好演していたが、本作では、ちゃっかりしているけど、常にポジティブな高校生を明るくキュートに演じていて好感度大。竹中直人、谷啓、渡辺えり子、小日向文世などの演技巧者が脇をしっかりしめている。(AMAZON 斎藤 香 より)
Shall we ダンス?
1996年に劇場公開され、日本アカデミー賞主要6部門ほか映画賞を受賞した「Shall We ダンス?」をパッケージ化。美しいダンス講師を見かけたことから、ダンスへの情熱に目覚めていくサラリーマンを中心に描いた感動ストーリー。役所広司、草刈民代ほか出演。(「Oricon」データベースより)
呪怨(じゅおん)
清水崇監督、奥菜恵美主演の大ヒットホラー。ある一軒家に、老人介護のボランティアで訪れた女子大生と関係者が、底なしの暗黒世界に引きずり込まれていく。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
修羅雪姫
梶芽衣子主演
明治時代、夫と息子を殺した犯人のひとりを殺害して投獄された女が、女の子・雪を産んだ。やがて成長した雪(梶芽衣子)は、母の怨念を背負ったまま、復しゅうという名の人生を歩み始める……。
春琴抄(しゅんきんしょう、山口百恵・三浦友和)
明治のはじめ、大阪の菜種問屋の娘であり、9歳で失明したお琴と、ときに彼女のわがままに耐えながらも影となって献身的に仕えていく佐助。谷崎潤一郎による同名小説の5回目の映画化であり、倒錯的ともいえる2人の究極の純愛を、やはりコンビ5作目となる山口百恵&三浦友和が見事に演じきっている。
百恵の感情をあらわにした「動」の演技と、三浦のひたむきな「静」の演技の対比の妙が見事だ。2人とは気心の知れた西河克己監督も、ここに至り、両者の役者としての成長を確信。耽美派の原作に沿いつつも、一方では若々しさを見失わない演出を施している。佐藤勝による美意識に満ちた音楽も、すばらしい効果をあげている。(AMAZON 的田也寸志 より)
ジョゼと虎と魚たち
田辺聖子の同名小説を犬童一心が映画化。妻夫木聡、池脇千鶴共演で贈るピュアで切ない恋物語。ある日、大学生の恒夫は乳母車に乗った脚の不自由な少女・ジョゼと出会う。以来、恒夫はジョゼの不思議な魅力に惹かれていく。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
仁義なき戦い
1973年1月に公開された、現代ヤクザ映画の原点ともいえる『仁義なき戦い』のシリーズ第1作目。壮絶な縄張り争いや陰惨な内部抗争、非情で冷酷なヤクザ世界の実態を、深作欣二監督がリアルに描いている。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
秦・始皇帝(大映1962年超大作・角川販売)
周の時代が衰え、紀元前221年、秦王の政(勝新太郎)は紀元前221年に中国を統一し、自ら始皇帝と名乗り、世界最大の王国・秦を誕生させる。しかし、万里の長城の建立や焚書坑儒など始皇帝の独裁と圧政は至るところで民衆の反発を呼んでいき……。
大映が『釈迦』に続いて放った70ミリ映画(スーパーテクニラマ)第2弾。ここでは東洋の暴君ネロとも伝えられる始皇帝の激動の生涯を、スペクタクル史劇超大作として堂々と描いていく。(AMAZON 増當竜也 より)
「新世紀エヴァンゲリオン」の劇場映画版
大ヒット・アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の劇場版『THE END OF EVANGELION~』『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生~』を収録。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
いろいろな版がありますので、どれがよいかご自分でご判断ください。
人生劇場
これまでに幾度も映画化されている尾崎士郎の同名大河小説を167分の長尺で一気に見せる、名匠・加藤泰監督による名編。大正時代を舞台に、小説家をめざす瓢吉(竹脇無我)を中心に、彼の父親(森繁久彌)を主とし、その死後は瓢吉を見守り続ける侠客・吉良常(田宮二郎)。吉良常と運命的な出会いをする飛車角(高橋英樹)とその弟分・宮川(渡哲也)、そして彼らをめぐる女たち(香山美子、倍賞美津子ら)の生き様が、加藤監督独特のローアングル構図が醸し出す叙情性も豊かに、エネルギッシュに描かれていく。
中でも女たちの描写は素晴らしい。おなじみの主題歌もここでは美空ひばりが熱唱しており、汚れてもなお美しく輝き続ける女たちを崇拝する加藤映画のテイストとも見事に合致している。(AMAZON 増當竜也 より)
姿三四郎(監督 黒澤明)
黒澤明監督の記念すべきデビュー作。時は明治のなかば、旧来の柔術と新興の柔道がせめぎあう中、姿三四郎(藤田進)は修道館・矢野正五郎(大河内傳次郎)の門下となり、柔道の道を突き進んで行く…。
富田常雄の同名大衆小説を原作に、ひとりの青年が柔道をとおして己を磨きながら成長していくさまが、それまでの日本映画にはなかったカラリとした味わいとして、さわやかに、そしてダイナミックにつづられていく。ヒロイン小夜(轟夕起子)との情感あふれる神社の境内での恋模様、そして嵐のなか、宿敵・檜垣源之助(月形龍之介)との宿命の対決などなど、現在の目でとらえても見事なまでに新鮮に映える娯楽映画としての見せ場の数々のとりこになること必至である。(AMAZON 的田也寸志 yori
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砂の器
松本清張原作のサスペンス小説を、橋本忍と山田洋次の共同脚本で映像化。親子の“宿命”を断ち切り、音楽家として成り上がった和賀英良の目の前に、突如封印された過去が突き付けられる。男の意地とトラウマを映像的にみごとに交錯させた傑作ドラマ。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
モスクワ国際映画祭審査員特別賞、ゴールデンアロー賞作品賞などを受賞した松本清張原作のサスペンス作品。迷官入りといわれる殺人事件を捜査する二人の刑事の熱い闘いと、重い過去を背負う殺人犯の宿命を描く。出演は丹波哲郎、加藤剛、森田健作ほか。(「Oricon」データベースより)
砂の女(安部公房原作、勅使河原宏監督)
前衛映画の巨匠、故・勅使河原宏監督、安部公房原作・脚本によるカンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞作。昆虫採集に来た中学教師が砂の穴の中にある未亡人の家に宿泊することから幽閉生活が始まる。極限の状況の中で生きる人間像を描いている。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
青春の門
日本を代表する作家・五木寛之による同名小説をダイナミックに映画化した大河ドラマ。大正7年の北九州・筑豊を舞台に、幼年期から青年期へと成長を遂げる主人公の姿を、動乱の時代背景、複雑な家庭環境とを織り交ぜて描いている。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
世界の中心で、愛をさけぶ
ある日、朔太郎(大沢たかお)の婚約者・律子が突然書置きを残して失踪した。彼女の行き先が四国である事を知った朔太郎は、後を追いかける。四国は朔太郎の故郷でもあり、高校時代の初恋の思い出が眠る場所でもあった…。
片山恭一の大ベストセラー純愛小説を『GO』の行定勲監督のメガホンで映画化し大ヒットを記録した作品。
ドラマの中心となるのは、高校2年の朔太郎(森山未来)と同級生アキ(長澤まさみ)との初々しくも哀しい初恋の顛末だが、映画化に際しては、さらに現代の設定をオリジナルで盛り込むことで、過去を乗り越えて未来を歩もうとする男女の姿をも感動的に捉えることに成功している。
故・篠田昇の秀逸なキャメラ・ワーク、めいなCo.の繊細な音楽など、スタッフの力量も特筆事項。(AMAZON 的田也寸志 より)
戦争と人間(原作 五味川順平、監督 山本薩夫、第1〜3部)
軍国主義が台頭する昭和初期、新興財閥の伍代一族は軍部の中国大陸侵略に乗じて利を得るべく暗躍し続けていく。徹底抗戦する大陸側のパルチザンや、国内の左翼勢力、そして伍代一族内でも勢力拡大をめぐって確執が生じるなど、さまざまな人間たちがうごめき、さけび、すべてが戦争の渦の中へと巻き込まれていく。
五味川純平の大河小説を巨匠・山本薩夫監督が合計9時間を越す長尺とオールスターキャストで堂々描いた戦争スペクタクル大作三部作。
ここでは日本軍の行いをはっきり侵略と定義して、観る者すべてに問題提起を促しつつ、しかしあくまでもエンタテインメントの姿勢を崩すことのない超ド級の娯楽大作として屹立している。(AMAZON 増當竜也 より)
千年の恋・ひかる源氏物語
紫式部の『源氏物語』執筆からちょうど千年という節目に、豪華キャスト、壮麗な美術と豪華絢爛な衣装で式部ワールドを描きだす大河ロマン。最新デジタル技術が加わった幽玄の世界にも注目される。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
源氏物語の実写版。ただし、現代のから振り返る手法。男性の光源氏を女性の天海が演じ、水中シーンや歌などを挿入している。
光源氏は男優が演じ、原作の源氏物語に忠実に映画を製作した方がよかったのでは・・・
脱げる女優が何人も出演しているので、男女の愛の描写がもっとあった方がよかったと思う。やりすぎるとポルノ映画になっちゃうけれども・・・
瀬戸内三部作のなかに、「瀬戸内少年野球団」があります。夏目雅子の遺作です。
「瀬降り物語」とは、おそらく京都を中心として関東以西にかつて存在したサンカの物語。
TSUTAYAは大規模店でもDVD・ビデオの在庫は販売されているDVD・ビデオの一部にすぎず、推薦したDVDのほとんどの在庫がないと思われます。
AMAZONで検索しても、在庫が無いケースが目立ちますし、目的以外の類似名称の作品が出力され、購入を間違う恐れもあります。
TSUTAYA online のデータベースで検索しますと、さすが実店舗のチェーン店だけに、在庫があるケースが多く、的確な検索結果がえられるようです。
日本映画名作選考基準
1.巨匠が制作して、名優が演技している、定評がある作品。映画祭の受賞作品。
2.日本の歴史や文化や歴史上の人物を描いている映画作品。その映画を見ることにより、勉強になる映画。
3.有名な小説家の文学作品を映像化した映画作品。
4.娯楽作品でも多くの人に受け入れられ、見られている作品。何らかの話題を提供した作品。シリーズものは原則として第1作を紹介。
5.見せ場を撮影するために、女優がヌードで「濡れ場」を演技したり、俳優が危険なアクションシーンをするなど、俳優や女優の勇気と努力が認められる映画作品。