文明論の問題点
現代の諸問題につき、文明論まで掘り下げて議論することが必要
⇒現代の文明論の議論について、どこが問題かを認識しよう!
1.現代文明そのものに対する解剖が不十分である。
2.文明についての総合的なアプローチがされていない。
(文眼人類学、歴史学などによる個別的なアプローチはあっても、自然科学・社会科学も含めた総合的アプローチはされていない。)
3.歴史文明論、現代文明論はあるが、未来文明論は少ない。
4.特定の国家、地域、人種・民族、宗教の文明論はあるが、地球文明論・人類文明論は少ない。
5.科学技術文明(唯物的世界観・人間観)に立脚した文明論はあるが、精神や神霊の世界まで含めた総合文明論がない。
[著作権所有 21世紀文明研究所 近藤章人]